カテゴリ:Camera( 2 )

カメラ話。

この前の休みに、ペンタックスMZ-3と、リコーGR1Vのフィルムがどちらもちょうど撮り終わったので、メインカメラをペンタMXにチェンジした。
yabbieのカメラは意図せずも、描写系というか、カリカリの写りでなく柔らかい写りと言われる機種・メーカーが揃ってしまっている。yabbieとしては、パッと見で見栄えがするカリッとした写真が素人的にも望ましいのだが、数年前によく分からずGR10を買って以来、リコー・ペンタが揃うことになった。
最初にコンタックスT3とか買えば良かったのかな?あっちの方が写りがこってりハッキリしていて、描写例なんかも良いんだよな。GRは素人には良さが分かりにくい。AFの性能も、ヨドバシで触っただけでも、T3とかコニカミノルタのTC-1が上回っているようだし。でも、じっくり使っているうちに愛着が持ててきたような気がする。今はたいてい子供と出かけるときにはポケットにGR1Vを突っ込んでいく。

ところで、久しぶりのフルマニュアル機Pentax MXの感触だが、ファインダー像のでかさにまず感動。これは、比較的新しいカメラをしばらく使った後にMXに戻ると必ず感じる美点だ。ファインダーでしっかり被写体を見て撮るという基本に戻れるようである。新しい機種というのは、AFだからといって、ファインダーがあんなに素通しで小さくて良いのだろうか?少なくとも写真を撮る動作が面白くないのではないだろうか。ま、ペンタはプリズム使っているし、ファインダーについては他社よりは良いのだろうけど、AF一眼レフでファインダー像でかくて、ピントの切れも良くて、という写真を撮ることそのものが面白くて、思わず空シャッターを切ってしまうような良い機種を出して欲しい。そうすれば、またカメラも復興しないかな。(マニュアルですが、ニコンのFM3Aなんかがそうでしょうか?)
デジ一眼の*istDsもかなり良さそうなんだけど、またすぐ新しい機種出るだろうしなあ。新しい機種が出ても、こう愛着のみで使い続けられるような機種が欲しい。発売後20~30年たったMXは今も新鮮で、ずっと持ち続けたいと思わせる何かがある。職人魂?とかそういうものか?もともと大量生産の製品なんだけれどもね。

いつまで撮れるか分からないが、大事に使っていきたいと思う。
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by yabbie | 2005-04-06 12:59 | Camera
Pentaxの一眼レフデジカメ *istDsがむらむらと欲しくなってきた。
理由は、銀塩カメラのネガ等々の整理のしにくさ。あとは、パソコンへの取り込みがやっぱりデジカメに限る。プリントだって、ネガ全部プリントし無くったって、ベストショットだけ選別してネットプリント回せば手間も掛からないし。。。ということで良いことずくめに見えてきたのだった。

これまで、yabbieのカメラ使用歴はたいしたことがないけれど、それでも並べていけば、
Canon Autoboy lite
・Ricoh GR10
・Canon Autoboy EPO
Pentax MX
Ricoh GR1V
・Pentax MZ-3
デジカメだって、
Fujifilim Finepix 2700

とまあ、撮る写真の枚数よりもカメラの方が多いのでは?というごく一般的なカメラオタクへの道を歩みつつあるのであった。
赤瀬川原平さんの本には、カメラの場合ははまっている人のことを「オタク」と呼ぶのがしっくり来るなんてことが書いてあったけど、ホントにそうだと思う。「マニア」ではいやらしすぎるし、「ファン」では爽やかすぎる。カメラが好きで毎晩スペックとにらめっこしながら、この機能があるからこの機種を買おうか、いやでも全体的に機能のバランスはこっちの機種の方が良いし、なんて胸を痛めるオタクなのである。

今はもうデジカメ全盛になってしまったけれど、ちょっと前までは銀塩の新製品だって一杯出ていたのだ。でも売れ行きは良くなかった。世の中、カメラなんてみんな一台くらいは持っている、ちょっとやそっとじゃ新しいものを買う必要は無かったのだ。だいたいそれが5年ぐらい前の銀塩だったと思う。
そのときの銀塩カメラは、売れなかっただけあって、やっぱり魅力的なものは少ない。
良いカメラは、まず良いレンズが有って、ファインダーが明るく大きく見やすくて、ピントはオートでもマニュアルでもバッチリ合って、そして今の粒子が細かい良いフィルムが有って。そんなカメラだと思うが、5年ぐらい前のカメラはまずレンズが駄目だ。レンズは明るさだけでは良さは分からないと言うものの明るければその分だけ可能性は出現する。それは、ボケの深さであったり、アベイラブルライトでの手ぶれの小ささであったり、撮れる表現、場面が増えるのだ。5年前のカメラはまずそれを放棄していた。f4.5~望遠側ではF11なんていうのが絞り開放値なんてクソである。フィルムの性能が上がってISO400や800はたまた1600なんていうのがあるので良いのです、何て言われて黙っていられるか。。。同じフィルムを使う条件なら、良いレンズの方が良いに決まっている。

ファインダーも駄目になった。デジカメは液晶があるから良いけど、銀塩カメラの命はファインダーではないのか。大きくて明るいファインダーでくっきりと被写体を確認しながら撮影する気持ちよさは、5年前の銀塩コンパクトには無くなっていた。

唯一カメラ側でまともになっていったのは、オートフォーカス機能だけだ。これは認める。暗い場面でも補助光自分で発光してピント合わせに行くし、ガラス反射越しの被写体もバッチリ写る。コストパフォーマンスが良い部分なのであろうか。要するに、5年前の銀塩カメラは、フィルム性能とオートフォーカスのみでやっとこ生きていたのだ。

yabbieが上記のカメラに目覚めたころ、ペンタックスMXが親父の押入からごろりと出てきた。小さい頃撮ってもらった記憶はあった。変な名も無き28-105のマニュアル望遠レンズがついていて、またそのレンズの暗いこと暗いこと。親父の手には負えず、いつもピンぼけの写真で、親父もいつしか撮るのをやめてしまっていた。

親父から、ただでそのフルマニュアルのMXを譲り受け、きれいにクリーニングした頃、MXに合うレンズを!ということで新宿のカメラのキムラヤに行って中古のSMC-M50mmF2.0を¥4,000で手に入れた。特に期待せず、MXに普通の安売りフィルムを入れ、入手したM50mmF2.0を付けて、快晴のドライブに持っていった。覚束ない操作で露出を合わせ、ピントを合わせてシャッターを切る。快晴だから、ほとんどシャッターは最速1/1000で、後は絞り側で露出を決めた。50mmf2.0のおかげで、ファインダーは明るい明るい。ピントの山もバッチリ。夢中で撮った。

初めて、現像に出してみたフィルムが帰ってきてびっくりした。この'80年代製のMX以降カメラメーカーはいったい何をしてきたのか。。。そのころ持っていたカメラ(EPO等)で撮ったものよりも、よっぽど鮮明で何か気持ちの良いような写真がそこにはあった。フルマニュアルは全く自信が無かったが、それでも撮れたことが嬉しかった。そのとき、カメラがとても好きになった。
きっと、昔のマニュアルカメラの時代の製品は、日本国中が登り調子で、設計者も職人さんも命をかけて作っていた時代なのだろう。そんな執念が感じられた。なにしろ、20年以上前の製品が使えるのである!これは凄いことだと思った。

そんなこんなで、今の奥さんとつきあい始めて、やっとこ結婚して、普通に子供が出来て、被写体には困らなくなり、写真がどんどん増えていく。
今は、ほとんどサービスプリント500円也で手抜き現像し、フィルム5本分貯まったら、55ステーションのCD-ROM書き込みサービス2500円也で、デジタル化している。フィルムは安売りの10本パック等で、27枚撮りISO400が、一本あたりだいたい150円ぐらいか。結局、一本当たり1200円ぐらいのコストで撮影していることになる。最近ペースが落ちたが、それでも月にフィルム1~3本ぐらいのペースでとり続けているので結構馬鹿にならないのである。

でも、コスト面を言えば安くなったとはいえデジタル一眼レフ買えば、それはすなわち高コストなのだけどね。やっぱり、古いレンズから継続性を持って使えるという、なんとなく無駄遣いはしていないぞと思わせる姑息な見せ方。ネガフィルムの整理がいらないでしょなんていう、表面的な合理性。そして、やっとちゃんと頑張って製品作ってますよ、という企業姿勢のアピール上手。そんなのに乗せられつつあるところなのだ。

ペンタックス*istDs。いつ買うことになりますか。
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by yabbie | 2005-03-07 00:17 | Camera